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【満員御礼】 Google 協力 NRIネットコム主催「デジタルマーケティング戦略セミナー」開催報告

2017年7月19日(水)、 Google 協力 デジタルマーケティング戦略セミナー「デジタルトランスフォーメーションとデジタル広告の未来」を開催し、定員80席の中、超満員のご来場をいただきました。
NRIネットコムの山田 輝明、神崎 健太からは、デジタルトランスフォーメーションに Google アナリティクス 360 を如何に活用するか、具体的事例紹介とデモを実施。
Google の須田 尚宏 氏からは Google が提供するデジタル広告の進化と統合マーケティングを実現するための最新テクノロジーについて講演、さらにNRIネットコムの柳下 亮平からは、統計解析を活用したデータ分析事例と、取り組むべき手順について講演。
NRIネットコムとして初めてデジタル広告の分析・運用手法について触れた講演となりました。デジタルマーケティングの分野でNRIネットコムが蓄積しているノウハウと実績、さらにデジタル広告の先進的な取り組みをご参加された企業の方々へお伝えすることができたかと思います。

第1部:進化する Google アナリティクス 360 スイート を活用するデジタルトランスフォーメーション

第1部の前半は、NRIネットコム 神崎 健太から、企業がデジタルトランスフォーメーションするための準備として、Google アナリティクス の企業における活用の過去と現在、そしてこれから、についてお客様の声を踏まえてまとめ、 Google アナリティクス 360 スイート のサービス群で何ができるのか、デジタルマーケティング領域における活用例を提示しました。その中では、新サービスの サーベイ360 、 オプティマイズ360 、 アトリビューション360 についても言及、Google アナリティクス 360 スイート フル活用の未来に向けたステップについても具体案をご紹介しました。


その後、第1部の後半では、NRIネットコムの山田 輝明から、デジタルトランスフォーメーションを進める上での実際の事例をご紹介。Google アナリティクス 360 + BigQuery +デジタル広告の組み合わせを活用していくための企業における検討ポイントを2つ提示。デジタル広告へ活用するためのマーケティングプラットフォーム、また、プラットフォーム内でのデータ連携をどうやって実現するのか。IT部門とマーケティング部門が一緒になり、検討するための注意事項をご紹介。まとめの部分では、オンライン・オフラインデータを統合した事例を元に、企業のビジネス全体でのデータ活用、デジタルトランスフォーメーションのあり方についてご説明しました。

第2部:進化する Google のプログラマティック広告とマーケティングプラットフォームの未来

第2部は、グーグル合同会社 マーケティングテクノロジー営業本部 本部長の須田 尚宏氏から、Google が提供するデジタル広告の進化と、統合マーケティングを実現するためのテクノロジーに関する Google の取り組みについて講演。

最新のテクノロジーを活用したデジタル広告事例として、正しい人に、正しい広告を、正しい瞬間に届けるための Google のテクノロジーや、時間、天気、気温などリアルタイムに変化するデータをデジタル広告に活用した事例などをYouTube動画にて紹介し、まとめでは、Google のデジタル広告の未来について、モバイルファーストからAIファーストへ舵を切る戦略と具体的なプログラマティック広告の未来像についてご紹介いただきました。Google から直接デジタル広告の未来について語られる機会は少ないため、ご来場の方々には貴重な内容になったかと思います。

第3部:統計解析を活用したデータアナリティクス

最後に、NRIネットコムの柳下 亮平からは、NRIネットコムとして初めて統計学を使ったデジタル広告のデータ分析・運用手法に関する講演を行いました。

講演のはじめに会場の皆さまの統計学に関するイメージや理解を確認し、統計学の基礎をかみ砕いた表現でお伝えしました。また、代表的な2種類の統計学として「記述統計学」「推測統計学」について、もしも飲食店の経営者だったら、というストーリー仕立てでご紹介しました。
難しい、とっつきにくいといったイメージを持たれがちな統計学を身近な例を挙げてご紹介することで、統計学をデータ分析に活用することへのご興味を持っていただいたかと思います。その後、デジタル広告データを分析するための統計について、実際の広告データを用いた分析例を挙げ、説明しました。

おかげさまで超満員で大盛況のうちに終えることができました。残念ながら今回会場の定員のため、ご参加いただけけなかった皆様、大変申し訳ございません。ぜひ次の機会にご来場いただけると幸いです。
今回のセミナーで少しでも多くの企業のデジタルトランスフォーメーションが進み、ビジネス拡大に繋がる事に貢献できれば幸いです。