- 2006年度入社
- 塚田 一政TSUKADA KAZUMASA
- Webデザイン事業部 XD課 課長/
UI/UXデザイナー アートディレクター
個人から組織へ。体制をシフトすることで経験値を強化
UI・UXデザインをはじめWebサービスの開発における多様化したニーズに応えるためには、システムチームとクリエイティブチームの連携が不可欠です。業務アプリケーションの構築からWebサイト制作まで、幅広くWebサービスやソリューションを開発し提供する当社で、社内初となるデザインチームを立ち上げ、約10年かけて部署として成り立つまでに体制を整えてきました。
「エクスペリエンスデザイン課」という名称は、「サービスを利用される方々のユーザー体験(エクスペリエンス)をデザインしていきたい」との思いを込めました。当社は金融や医療など様々な業界の案件を扱っていて、専門知識を身に付けるチャンスは多いと思います。個人で請け負える仕事には限界がありますが、チームメンバーとしてプロジェクトに参画すると幅広い知識や業務に触れることができて、スキルの向上につながります。社内では各分野のスペシャリストが活躍しており、職種を超えてチーム同士が連携することにより、お互いの知識や情報をバージョンアップできる環境にあります。自分の専門分野に限らず広い視野で仕事に向き合える土壌があるからこそ、一人ひとりのパフォーマンスが十分に発揮できるのだと思います。
デザイナーとシステムエンジニアが活発に交流できる職場
多数のシステムエンジニアが在籍する当社では、日常的にデザイナーがシステムチームと同じ会議に出席しています。前職のデザイン制作会社では「○○な感じのデザインで」と、感覚的なやり取りが多かったのですが、システムエンジニアと一緒にプロジェクトを進めるようになった現在は、具体的に言語化することが習慣になりました。職種が違うからこそ、きちんと情報共有し意思疎通をはかることが重要なのです。「なぜこのデザインにしたか、なぜこのようなレイアウトになっているか」と、デザインの根拠を明確に伝えることは、クライアントとのコミュニケーションにおいても大切ですね。
当社では、デザイナーがシステムエンジニアと同じ工程で会話していますから、開発の途中で認識の違いによる問題が起こりにくく、起きたとしても早い段階で解決することができます。認識合わせができていないと、「デザイン先行で決まったが、システムとしては非現実的」という食い違いが生じることもありますが、当社ではシステムチーム・クリエイティブチームがお互いの業務に関して、高いレベルで把握していると思います。システム的な知識や発想を身に付けることは、デザイナーとして強みにもなります。
目指すのは、チャレンジを続けられるチーム
今は後輩たちを育成する立場でもありますが、指導したりコントロールしたりということはあまりしていません。入社してからの自分を振り返ってみても、現場経験を積み重ねることがスキルアップの近道なのだと実感しています。これまで手探り状態で様々なプロジェクトに携わってきましたが、規模の大小に関わらず、一つひとつのリリースや業務完了が成功体験となって自信につながりました。時には思わぬハプニングやトラブルが発生することもありますが、その体験を「次に活かすためにはどうすればよいか」と考えて実行することこそが、成長なのだと感じています。その経験から、未経験のことでも失敗を恐れず前向きにチャレンジすることを、後輩たちに期待しています。
デジタルツールの普及と進化に伴い、デザイナーに求められる役割も、利用者のニーズも大きく変化しました。一方で、「テクノロジーをどう活用すればよいか分からない」と感じるクライアントも少なくないので、今後はより一層クライアントの業界やブランドビジョンの理解を深め、世の中のニーズともすり合わせて、的確なソリューションの提案ができるチームを目指したいと思っています。
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
社員インタビュー
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