- 2004年度入社
- 東山 早苗HIGASHIYAMA SANAE
- 人事部 人材開発課 課長
どのような分野でも、これまでの経験を活かす場がある
人事採用と人材の育成に携わっています。前職は人材派遣会社で、派遣社員のフォローや派遣先企業との調整を担当する人材コーディネーターでした。IT企業にも多数の社員を派遣していたため、自然とシステム業界の仕事に興味を持つようになったのです。ITの中でもWeb業界は情報分野出身ではないスタッフも多く活躍するものづくりの分野ということ、技術を軸に人と企業が結びつくサービスを構築できることに魅力を感じ「私もITやWeb分野でものづくりをやってみたい」と考えて、独学でHTMLやCSSを学びはじめました。
今思い返してみても、幼いころから、ものづくりが好きでした。学びを重ねるうちに、ものづくりの楽しさにあたらめて気づき、いつしかIT業界へ転職する気持ちに傾きはじめ、転職活動で出会った企業がNRIネットコムです。入社後はWebインテグレーション事業部に配属され、エンジニアとお客様の間を取り持つ役割として、要件定義、折衝、画面設計など、いわゆる上流工程を担当することになりました。独学でWebに触れただけの自分を、現場でかなり深い業務まで担当させてくれた会社には感謝しています。強い意志を持ち、お客様に貢献できるのであれば、チャレンジを後押ししてくれる環境が、当社にはあります。
強い意志があれば新しい分野の仕事に挑戦できる
入社して数年後、大規模プロジェクトに携わりました。大手小売店のオンラインショップを大幅にリニューアルしたのですが、Webで見せる部分だけでなく、バックオフィスの仕組み、物流、在庫管理、会計などの連携システムが多数あり、今思い出しても「本当に大変だった」の一言に尽きます。あらためて、同じプロジェクトのメンバーのサポートがありがたく、またメンバー一丸となってお客様のビジネスに貢献できたという確固たる自信を持つことができたとも思います。
プロジェクトが一区切りついた頃、自社の社員に貢献する仕事にもチャレンジしてみたいと思い、「人事採用の仕事に関わりたい」と希望を出したところ、人事部への異動が決まりました。
当時は自社の人材育成スキームが確立されていなかったのですが、前職と、そして転職後の経験から「育成の主体は現場経験」であり、それを補う研修とOJTを循環させ、継続的な人材育成の仕組みの基礎構築しました。
また、採用においては、特にクリエイティブ分野でじっくりと人材を育成したいと考えて、美術大学、芸術大学出身者の新卒採用を始めました。お客様の要望に合わせたデザインや画面設計ができる人材を育てることで、エンジニアと肩を並べて一緒にプロジェクトを進めていける環境が整ったと思います。
自主性とチャレンジ精神を尊重し、成長できる環境
当社では新卒採用においてリクルーターの役割を果たす「採用担当者」を現場から募っています。現場を主務にしながら人事を兼務する若手中堅社員が、学生に近い立場として会社説明会で話をしたり、学生と一緒にインターンシップに参加しサポートする役目を担います。
現場の第一線で活躍するスペシャリストだからこそ、現場の仕事を学生にリアルに伝えられると考えて導入した仕組みです。当社として何をアピールしたいか、何を伝えるか、採用担当者としての活動内容は、毎回、企画段階からリクルーター同士が上下関係も職種も関係なく、みんなで話し合って決めています。
私自身、現場のプロジェクトでも経験しましたが、当社はメンバー全員で一緒に取り組み、職種を越えて同じ歩調で進めていく社内文化があります。自主自律のもと、ルールを守った上でのチャレンジであれば、それを受け入れる包容力がある会社だと思います。お客様の可能性をWeb技術で追求するのが当社の役目だと思いますが、それは同時に自分の可能性を追求することにもなります。枠にとらわれずスペシャリストとして成長していきたい意志のある方には、ぴったりの職場です。キャリア採用の場合は特に、他社を経験したからこそ自主的に進めていける分野があるはずなので、恐れずにチャレンジしていただきたいと思います。
※部署名・インタビュー内容は取材当時のものです。
社員インタビュー
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